空高く浮かぶ白い雲。大好きな秋冬がもうすぐそこに。
昔からずっと気になっていることの1つに、
「なぜ空が高いということが直感でわかるのか?」
がある。
空の高さなんて、人間の眼球の焦点からすれば、5,000mも10,000mも無限遠点で同じに見えるはずだろうに、
実際は、高く感じたり、低く感じたりする。しかもぱっと見た瞬間に。
なぜだろう?
● 仮説1:本当に距離感を感じている。
つまり、人間の眼球の焦点が5,000mや10,000mに合うから、その距離感を感じる。
でもこれは違うだろう。空の高さ方向に対して、色々な高さの物体があれば奥行き感はつかめる
だろうが、一枚の雲が浮かんでいるときでさえ、高さを感じることができる。
それに5,000mも10,000mも無限遠で同じになってしまうだろう。
● 仮説2:雲のスケールで距離感を感じている。
雲が低いところにあるということは、我々に近いところにあるということなので、雲は大きく見える。
単に大きく見えるだけでなく、その細部が見えるということ。
ただし雲の場合は霧状なので、何かしら大きな塊がぼんやりと見える。
高い雲は遠いところにあるので、小さく細かく見える。それが距離感を作っている。
● 仮説3:雲の移動速度で距離感を感じている。
遠くにあるものは遅く動いているように見えるという感覚が雲にも当てはまっている。
確かに、低い雲はどんどん流れていってしまうし、高い雲はじっとその場を動かない。
そのため距離感を感じる。
● 仮説4:知識として知っている。
雨雲のようにどんよりとした雲は低い場所にできるし、晴れた秋空によく見られる、
白い筋状の雲(圏雲)は高度10,000m付近に出来るということを、辞典か何かで既に学習しているので、
そのような雲を見ると距離感感じる。
● 仮説5:雲の色で距離感を感じている。
高い雲は白く、低い雲は灰色であるように思える。
雲は何層にも重なってできるため、低い雲には光が当たりにくく、灰色になる。
特に夕方になると、太陽は雲の横からあたるようになるので、低い雲はその雲底が陰になってしまうが、
逆に高い雲は雲底にも直接太陽の光が当たるので、まだまだ白く光っている。
夕方になっても雲が白いということはそれだけ高いところにあるということがわかるので、距離感を感じる。
今のところ考えているのはこれくらい。
